自分でもできる外壁のお掃除
こんにちは。プロタイムズ天白店です。
汚れを放置してしまうとお家の劣化を早めてしまう恐れもあるので、外壁の汚れは定期的に掃除しておくことをお勧めします。
そこで、外壁を自分で掃除する時に知っておくと役立つ知識をお伝えしたいと思います。
■外壁汚れの70%は都市型汚れ
INAX社の研究によると、外壁の70%は都市型汚れと呼ばれる汚れであることが分かりました。都市型汚れとは、窓ガラスなどに使用されるシーリング材から溶け出した油が雨水などで拡散されて、外壁についてしまい、さらにその上に塵や埃、カーボン(炭素)が付いて発生する汚れのことです。この汚れは油性の汚れなので、雨などでは簡単に落ちません。特に窓や排気口などの開口部の周りの黒ずんだ汚れは、この都市型汚れである可能性が高いです。
■塗料の寿命が切れると汚れやすくなる
外壁に塗る塗料は建物の保護の役割を担っています。塗膜(とまく)と呼ばれる塗料の膜が壁を防護壁のように雨水や汚れから守ってくれているのです。最近では高機能な塗料は15年以上も耐久性を誇るものもあります。しかし、塗料の寿命は種類や施工品質でも変わってきます。短いケースだと、3年程で塗料の性能が切れてしまうものもあります。外壁が汚れやすい場合は、塗料の防水・防汚機能が切れてしまい、汚れがつきやすくなっている可能性があります。
■外壁を掃除するタイミング
汚れが目立った時に始めて、それからは年に1~2回程度行えば良いでしょう。
■外壁の掃除で注意する点
素材によってはブラシで強く擦ってしまうと塗膜が剥がれてしまう恐れがあります。洗車用などの柔らかいブラシがモップを使用してください。クレンザーなどの研磨剤入りの洗剤も外壁を傷つけてしまう可能性があるので使用しないでください。
水をかける時は開口部などから水が室内にはいらないように注意しましょう。サッシの隙間や換気口、キッチンの換気扇付近を作業する場合は、養生をするなどして気をつけてください。
ホースで水を撒く場合は、近隣へ水が飛び散る可能性があります。掃除前に、窓を閉めてもらうように一声掛けておくとトラブルにならないで済みます。
2階などの高所を掃除する時にハシゴや脚立を使って掃除する事もあると思います。こういった作業は転落にくれぐれも注意して行ってください。届かないところは無理に掃除しようとせず安全第一で行いましょう。可能であれば事故防止の為にも作業は2人以上で行ってください。
外壁の掃除後は自然乾燥を行いますので、ホコリや塵が舞って付着しないように、風があまり無く晴れた日に行いましょう。
目地・コーキング部分に水を直接当てると、シーリングがひび割れを起こし、水の浸入を起こす原因となるので、ブラシで擦ったりせずに雑巾で優しく拭きとりましょう。
こんな症状が出ていたら掃除より塗替えかも
いかがでしたか?
できることなら自分で外壁の掃除をしたいという方は是非この記事を参考にしてみてください。
塗替えのサインが出ていたら、外壁塗装の専門家へ相談することをお勧めします。
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